口臭がする原因は舌の汚れ→「舌苔（ぜったい）」が主な原因といわれています。口臭を防ぐためには、毎日の歯みがきで口の中を清潔に保つことがもちろん基本ですが、舌もお掃除をして「舌苔」を取り除くことが大切です。

舌苔って何？

細菌や食べかす、はがれた粘膜などが舌の表面に付着してできた白い苔状のかたまりです。舌表面の汚れは唾液によって洗い流されたり、食べ物や上顎などとこすれることによって清潔に保たれていますが、食事の制限をしたり唾液が減ってくると汚れが溜まり、舌苔が厚くなってしまうのです。
過剰な清掃はNGですが、長時間食事をしていなかったり、唾液の分泌が少ないときに舌苔ケアをするのが望ましいと言えます。

また、舌の筋力が弱いと舌が上顎に引き上げきれず下がってしまいます。

受け口や口呼吸の人は、舌が上顎とこすれたり唾液で洗い流されることも少ないため、舌苔が付きやすくなります。

また、口呼吸で口腔内が乾燥するのも、細菌が繁殖する原因になります。

使い方

・歯磨きの後、舌ブラシで優しく奥から手前へ動かしてお掃除して下してください。3～4回程度でOKです。やりすぎには注意しましょう！
・オエっとなりやすい方は思い切って舌を前にだして行うとよいです。

・舌ブラシを使うタイミングは朝が良いです。

・専用のジェルを使うとより効果的です（オーラルピースをおすすめしております）。

舌ブラシを使った舌磨きで、口臭も誤嚥性肺炎も予防しましょう。